真空管プリアンプ,ギターアンプについて。アンプとスピーカーはしばしば混同されることがあります。真空管プリアンプ,ギターアンプを解説します。
エジソンが発明した炭素白熱電球の電球作成技術が真空管の基礎となり、その後2極真空管(ダイオード)、3極真空管、4極真空管、5極真空管と開発され、形態もナス管など6つあります。戦後本格的な需要により世界各国で広く生産され、トランジスタに置き換わりましたが、今でもオーディオの世界で生き続けており、中国やソビエト等で主に生産されています。また、その生産技術も年々向上し、安定に動作するバラ付きの少ない製品が供給されています。ヒトの持つ聴覚特性と個人の嗜好に拠るところの大きいオーディオ・アンプは、トランジスタを用いるよりも「自分の音」を得られる場合があり、真空管アンプを自作する例もよく見られています。真空管は強い振動、衝撃により、内部電極の位置が変わり、特性が変わってしまうことがあるため、輸送時の梱包は特に厳重にされます。また、その使用にあたっては、ガラス面を素手で触るなどして汚さない、使用中に割れることがあるからなど注意が必要です。
真空管アンプにはプリアンプとメインアンプがあり、プリアンプは様々な音源ソース(例えばCD,MD,ラジオチューナー,カセットテープ,レコードプレイヤーなど)の入力を受け入れ、それを選択するスイッチを持っていたり、音の高域や低域の調節ができるトーンコントロールがついていたりと、音源のコントロールを行う役割を果たします。メインアンプはパワーアンプとも言われ、スピーカーから音を出すための増幅部分を言います。真空管アンプだけでは、音がなりませんので、CDやMD、レコードプレーヤーなどのメディアの他に、スピーカーが必要になります。スピーカーが無い場合はヘッドフォンで聴くことも出来ます。真空管アンプを作るのは楽しいらしく、3極管、5極管など音質を決定するどの真空管を使うかを決めたり、回路を考えて部品を揃えたり、苦労は多いですがオレンジ色の暖かな光の愛好家は数多いです。自作するにはこんな方におすすめです、はんだごてを握った電子工作が好きな方、自分の“音”を求めている方、長く付き合える趣味を探している40代以上の方。
アンプとスピーカーはしばしば混同されることがあります。アンプとは増幅器のことであり、スピーカーとは音の信号を実際に音として表現するものです。具体例を挙げると音量つまみのないスピーカーやイヤホン・ヘッドホンは本当の意味でスピーカーであり、スピーカー自体に音量つまみのあるものはスピーカー内臓アンプです。 つまりギターアンプは正確にはスピーカー内臓アンプであるといえます。エレクトリックギターはギターアンプがあってはじめてギターらしい音になるので、真空管アンプはギタリストに好まれているそうです。また真空管素子自体が歪むときに偶数次の倍音を発生しやすく、歪んだ音の耳障りがいいという考え方もあるようです。代表選手はフェンダーの「ツインリバーブ」とローランドの「JCシリーズ」。JCを好むギタリストはエフェクトを多用し、生音と歪ませた音を同じくらいの比率で使い分ける、どちらかというと器用な人が多いです。大型真空管ギターアンプの代名詞は「マーシャル」。 人気のあるギターアンプで忘れてはいけないのが「メサブギー」少々高価なアンプです。